1: 2012/09/29(土) 20:33:28.41 ID:34ZptYeL0
菫さんが可愛いもの好きで魔法少女に憧れているという風潮
3: 2012/09/29(土) 20:34:34.50 ID:34ZptYeL0
休日
白糸台駅
照「ごめん。遅れた」トテトテ
淡「テルーおっそーい!」
尭深「おはようございます」ペコリ
誠子「おはようございまっす!」
菫「おはよう、照。別にまだ集合時間は過ぎていないぞ。まあ、お前が一番最後っては珍しいな。たいていは淡だし」
照「楽しみにしてたから早く出てきたのに…」
淡「嘘だー。どーせ寝坊したんでしょー」
誠子「淡じゃないんだから、宮永先輩が寝坊なんてするわけないだろ!」
淡「ぶー!」
照「ふう…」
菫「なんだ?お疲れ気味だな」
尭深「そんなに気にするほどのことでも無いと思います…けど」
淡「やっぱり寝坊だ!それで走ってきたから…」
白糸台駅
照「ごめん。遅れた」トテトテ
淡「テルーおっそーい!」
尭深「おはようございます」ペコリ
誠子「おはようございまっす!」
菫「おはよう、照。別にまだ集合時間は過ぎていないぞ。まあ、お前が一番最後っては珍しいな。たいていは淡だし」
照「楽しみにしてたから早く出てきたのに…」
淡「嘘だー。どーせ寝坊したんでしょー」
誠子「淡じゃないんだから、宮永先輩が寝坊なんてするわけないだろ!」
淡「ぶー!」
照「ふう…」
菫「なんだ?お疲れ気味だな」
尭深「そんなに気にするほどのことでも無いと思います…けど」
淡「やっぱり寝坊だ!それで走ってきたから…」
4: 2012/09/29(土) 20:36:15.28 ID:34ZptYeL0
誠子「まーだ言うかー」グリグリ
淡「痛い痛いすみません」
照「誠子。許してあげて」
誠子「むぅ…宮永先輩が言うなら…」スッ
淡「ありがとテルー!セイコ意地悪!」ササッ
尭深「あ。宮永先輩の後ろに隠れた」
誠子「ぐぬぬぬ…」ワナワナ
菫「相変わらずお前は淡に甘いな」
照「そんな事無い…と、思うけど」ナデナデ
淡「むっふー」スリスリ
尭深「頭撫でながら言っても説得力無い…です…」
照「ん?」
菫「まあいいさ。で、どうしたんだ?」
照「ここに来るまでに迷っちゃって」
菫「ぶっ!?」
淡「痛い痛いすみません」
照「誠子。許してあげて」
誠子「むぅ…宮永先輩が言うなら…」スッ
淡「ありがとテルー!セイコ意地悪!」ササッ
尭深「あ。宮永先輩の後ろに隠れた」
誠子「ぐぬぬぬ…」ワナワナ
菫「相変わらずお前は淡に甘いな」
照「そんな事無い…と、思うけど」ナデナデ
淡「むっふー」スリスリ
尭深「頭撫でながら言っても説得力無い…です…」
照「ん?」
菫「まあいいさ。で、どうしたんだ?」
照「ここに来るまでに迷っちゃって」
菫「ぶっ!?」
5: 2012/09/29(土) 20:37:33.68 ID:34ZptYeL0
誠子「いやいや。ありえないですって。ここ、いっつも使ってる駅じゃないですか」
尭深「ナイスジョーク…?」
淡「それはいくらなんでもないよ。テルー…」
照「それが、嘘じゃないんだ。今日に限っていつも歩いてる道が知らない道に見えて」
菫「お前…そんな電磁波で方向感覚狂った鳩みたいな」
照「困ったから途中でコンビニ寄って道聞こうと思ったら、ただ聞くのも悪いしと思ってお菓子買ってるうちに目的忘れちゃって」
菫「ダメダメだなぁ!」
淡「テルーポンコツ!」
誠子「宮永先輩って、部活中はしっかり者でも、アレですかな。プライベートは結構うっかりさん的な」ヒソヒソ
尭深「あざと可愛い」
照「…」グスッ
淡「あー!泣~かした!泣かした!」
誠子「あわわわ」
尭深「ご、ごめんな…さい…」
菫「こんな程度で泣くなよ…」
尭深「ナイスジョーク…?」
淡「それはいくらなんでもないよ。テルー…」
照「それが、嘘じゃないんだ。今日に限っていつも歩いてる道が知らない道に見えて」
菫「お前…そんな電磁波で方向感覚狂った鳩みたいな」
照「困ったから途中でコンビニ寄って道聞こうと思ったら、ただ聞くのも悪いしと思ってお菓子買ってるうちに目的忘れちゃって」
菫「ダメダメだなぁ!」
淡「テルーポンコツ!」
誠子「宮永先輩って、部活中はしっかり者でも、アレですかな。プライベートは結構うっかりさん的な」ヒソヒソ
尭深「あざと可愛い」
照「…」グスッ
淡「あー!泣~かした!泣かした!」
誠子「あわわわ」
尭深「ご、ごめんな…さい…」
菫「こんな程度で泣くなよ…」
8: 2012/09/29(土) 20:39:58.58 ID:34ZptYeL0
照「うん…」ゴシゴシ
淡(かわいい…)
誠子(かわいい…)
尭深(かわいい…)
照「そ、それじゃあ、早く行こうか」
菫「おお、そうだったな」
誠子「おっと、そうでした!」
尭深「はい。早くしないと、時間、間に合わないかも…」
淡「大変だ!」
菫「各自Suicaのチャージは足りてるな?早速街まで行こうか」
誠子「はい!宮永先輩、荷物持ちましょうか!」
照「いや、いいよ。ありがとう誠子」
菫「誠子、私の時も言ったが、今日はプライベートだから」
誠子「いっけね。そうでした!わかりましたー」
淡「みんな早く早くー!」
淡(かわいい…)
誠子(かわいい…)
尭深(かわいい…)
照「そ、それじゃあ、早く行こうか」
菫「おお、そうだったな」
誠子「おっと、そうでした!」
尭深「はい。早くしないと、時間、間に合わないかも…」
淡「大変だ!」
菫「各自Suicaのチャージは足りてるな?早速街まで行こうか」
誠子「はい!宮永先輩、荷物持ちましょうか!」
照「いや、いいよ。ありがとう誠子」
菫「誠子、私の時も言ったが、今日はプライベートだから」
誠子「いっけね。そうでした!わかりましたー」
淡「みんな早く早くー!」
9: 2012/09/29(土) 20:41:10.13 ID:34ZptYeL0
尭深「淡ちゃん。待って」
照「そういえばさ、菫」
菫「なんだ?」
照「今日って、何しに行くんだっけ」
誠子「」ズルッ
尭深「宮永先輩…」
菫「お前…」
照「いや…その…ごめん」
誠子「先輩~」
尭深「本当に…大丈夫、ですか…?」
照「うん。…多分」
菫「頼むぞ?まったく…」
照「い、今は、そう。朝。朝だし。まだちょっと寝ぼけてるのかも…」
菫「まあいいけど…」
淡「早くー!」
照「そういえばさ、菫」
菫「なんだ?」
照「今日って、何しに行くんだっけ」
誠子「」ズルッ
尭深「宮永先輩…」
菫「お前…」
照「いや…その…ごめん」
誠子「先輩~」
尭深「本当に…大丈夫、ですか…?」
照「うん。…多分」
菫「頼むぞ?まったく…」
照「い、今は、そう。朝。朝だし。まだちょっと寝ぼけてるのかも…」
菫「まあいいけど…」
淡「早くー!」
11: 2012/09/29(土) 20:43:05.27 ID:34ZptYeL0
菫「こら、淡!一人で勝手に改札潜るな!」
誠子「あー!わかったわかった!今行くから待ってろ!」
尭深「先行ってます」ペコリ
菫「ああ。淡がふらふらどこか行かないよう監視頼む」
照「菫。菫。で、目的って…」
菫「本当に忘れたのか?」
照「…」
菫「今日は部活休みで、『元』レギュラー陣で街の方へ遊びに行く約束だっただろ」
菫「私達も引退したことだし、な」
誠子「あー!わかったわかった!今行くから待ってろ!」
尭深「先行ってます」ペコリ
菫「ああ。淡がふらふらどこか行かないよう監視頼む」
照「菫。菫。で、目的って…」
菫「本当に忘れたのか?」
照「…」
菫「今日は部活休みで、『元』レギュラー陣で街の方へ遊びに行く約束だっただろ」
菫「私達も引退したことだし、な」
13: 2012/09/29(土) 20:44:55.15 ID:34ZptYeL0
菫(そう)
菫(夏は終わった)
菫(私達3年生は引退し、今は誠子が部長)
菫(本格的な受験勉強…と言っても私も照も推薦はほぼ決まったようなものだが…受験勉強前の息抜きに、と誠子達が企画してくれたのが今日)
菫(元レギュラー陣だけでの、初めてのプライベートの遊び)
菫(淡が照と離れたくないとワガママ言ってたのがきっかけ…らしいが、まあ、今日は新部長達の心遣いに甘えさせて貰って気を緩めて目一杯遊ぼうと思う)
菫(もしかしたら、今日の照のポンコツも、今までの全国3連覇という目標への重圧から解放されたが故の、本来の気性…なのかもしれんな)
菫(夏は終わった)
菫(私達3年生は引退し、今は誠子が部長)
菫(本格的な受験勉強…と言っても私も照も推薦はほぼ決まったようなものだが…受験勉強前の息抜きに、と誠子達が企画してくれたのが今日)
菫(元レギュラー陣だけでの、初めてのプライベートの遊び)
菫(淡が照と離れたくないとワガママ言ってたのがきっかけ…らしいが、まあ、今日は新部長達の心遣いに甘えさせて貰って気を緩めて目一杯遊ぼうと思う)
菫(もしかしたら、今日の照のポンコツも、今までの全国3連覇という目標への重圧から解放されたが故の、本来の気性…なのかもしれんな)
14: 2012/09/29(土) 20:48:27.55 ID:34ZptYeL0
新宿かどっか
ガヤガヤ
淡「おおー。やっぱこっちはちゃんと東京してるねぇ~」
誠子「ちゃんとって…白糸台だって一応立派な東京都なんだけど」
淡「あっちはなんか東京っぽくないんだもん!」
菫「まあ、言いたいことも気持ちもわからんでもないが…」
照「24区はやっぱり特別だよね」
尭深「ん?」
誠子「へ?」
淡「テルー?」
菫「…」
照「あれ…?わ、私、今なんか変な事言った?」オドオド
誠子「今、24区って…」
菫「どこ増やした」
照「えっ」
ガヤガヤ
淡「おおー。やっぱこっちはちゃんと東京してるねぇ~」
誠子「ちゃんとって…白糸台だって一応立派な東京都なんだけど」
淡「あっちはなんか東京っぽくないんだもん!」
菫「まあ、言いたいことも気持ちもわからんでもないが…」
照「24区はやっぱり特別だよね」
尭深「ん?」
誠子「へ?」
淡「テルー?」
菫「…」
照「あれ…?わ、私、今なんか変な事言った?」オドオド
誠子「今、24区って…」
菫「どこ増やした」
照「えっ」
15: 2012/09/29(土) 20:50:18.61 ID:34ZptYeL0
淡「テルー大丈夫?頭」
誠子「…」ゴチン
淡「ごめんなさい!」
誠子「あんまり失礼なこと言わないの!」
尭深「調子悪いならまた今度の機会でも…」
照「い、いやいや!大丈夫だよ!ちょっとボケてみただけだから!」
菫「お前のボケは分かりづらい」
誠子「空気を切り裂く感じで発言するんで、なんかマジな雰囲気が怖いです」
尭深「こう、冗談にしても、手心をですね…」
照「ご、ごめんごめん。そんなみんなで集中砲火しないで」アワアワ
淡「テルーギャグの才能ないよ」
照「あう」ショボン
菫(なーんか変だな今日のコイツ。いくらなんでもポンコツ具合が半端じゃない。みんなと遊びに出るってんでハシャぎ過ぎてんのか?)
誠子「…」ゴチン
淡「ごめんなさい!」
誠子「あんまり失礼なこと言わないの!」
尭深「調子悪いならまた今度の機会でも…」
照「い、いやいや!大丈夫だよ!ちょっとボケてみただけだから!」
菫「お前のボケは分かりづらい」
誠子「空気を切り裂く感じで発言するんで、なんかマジな雰囲気が怖いです」
尭深「こう、冗談にしても、手心をですね…」
照「ご、ごめんごめん。そんなみんなで集中砲火しないで」アワアワ
淡「テルーギャグの才能ないよ」
照「あう」ショボン
菫(なーんか変だな今日のコイツ。いくらなんでもポンコツ具合が半端じゃない。みんなと遊びに出るってんでハシャぎ過ぎてんのか?)
16: 2012/09/29(土) 20:52:45.96 ID:34ZptYeL0
淡「ギャグと言ったらセイコだよね!」
誠子「おう!まっかせとけ!」
淡「隣の家にへいが出来たってね~」
誠子「かっこい~!」
尭深「古典的かつつまらない。3点」
誠子淡「「手厳しい!!」」
菫「…まあ、いいか。最初はどこに行きたいって話だった?淡」
淡「映画館!」
菫「映画館…ねぇ」
菫(映画館…か。そういえば、今年はまだプリキュア見てなかったな。今、見そびれた春の映画の再上映やってるんだよな)
菫(っていうか、そろそろ一人でコソコソ見に行くのも辛くなってきた。年齢的に)
菫(まわりお子様連れか大きいお友達ばかりだし)ガックリ
菫「…」チラッ
淡「どしたのスミレー?」キョトン
菫「いや…」
誠子「おう!まっかせとけ!」
淡「隣の家にへいが出来たってね~」
誠子「かっこい~!」
尭深「古典的かつつまらない。3点」
誠子淡「「手厳しい!!」」
菫「…まあ、いいか。最初はどこに行きたいって話だった?淡」
淡「映画館!」
菫「映画館…ねぇ」
菫(映画館…か。そういえば、今年はまだプリキュア見てなかったな。今、見そびれた春の映画の再上映やってるんだよな)
菫(っていうか、そろそろ一人でコソコソ見に行くのも辛くなってきた。年齢的に)
菫(まわりお子様連れか大きいお友達ばかりだし)ガックリ
菫「…」チラッ
淡「どしたのスミレー?」キョトン
菫「いや…」
17: 2012/09/29(土) 20:53:17.78 ID:34ZptYeL0
菫(…コイツの保護者役としてなら、大手を振って見れるよな)
菫「…何見たいんだ」
淡「ふっふっふ~」
菫(…趣向がお子様っぽいし、結構期待してるんだが)
淡「ホラー」キリッ
菫「え゙」
菫「…何見たいんだ」
淡「ふっふっふ~」
菫(…趣向がお子様っぽいし、結構期待してるんだが)
淡「ホラー」キリッ
菫「え゙」
18: 2012/09/29(土) 20:56:52.47 ID:34ZptYeL0
2時間後
映画館
菫「…」ボーーー
誠子「んー!肩凝ったー!」ノビー
淡「きゃー♪怖かったねーテルー」ダキッ
照「…」カタカタ
誠子「マジビビリしてますね。宮永先輩ホラー弱いんだ。でも、へー。貞子ってこんな話だったんだー。なんか思ってたよりショボ…ゲフンゲフン」
尭深「…」ブルブルッ
誠子「大丈夫?尭深。アンタもホラー苦手か」
尭深「せ、誠子ちゃん。ちょっとお手洗い付き合って…」
誠子「はいはい。じゃあ、弘世先輩。私らちょっと行ってきますんで、待ってて下さーい」
菫「ん」ボーー
淡「あ、私もー!」
照「わ、私も…!置いてかないで誠子!」モジモジ
誠子「私は今度映画見るならアクションがいいなー。ランボーとかエクスペンタブルズみたいなの」スタスタ
淡「えー?今度はコメディがいいー」トテテテ
映画館
菫「…」ボーーー
誠子「んー!肩凝ったー!」ノビー
淡「きゃー♪怖かったねーテルー」ダキッ
照「…」カタカタ
誠子「マジビビリしてますね。宮永先輩ホラー弱いんだ。でも、へー。貞子ってこんな話だったんだー。なんか思ってたよりショボ…ゲフンゲフン」
尭深「…」ブルブルッ
誠子「大丈夫?尭深。アンタもホラー苦手か」
尭深「せ、誠子ちゃん。ちょっとお手洗い付き合って…」
誠子「はいはい。じゃあ、弘世先輩。私らちょっと行ってきますんで、待ってて下さーい」
菫「ん」ボーー
淡「あ、私もー!」
照「わ、私も…!置いてかないで誠子!」モジモジ
誠子「私は今度映画見るならアクションがいいなー。ランボーとかエクスペンタブルズみたいなの」スタスタ
淡「えー?今度はコメディがいいー」トテテテ
20: 2012/09/29(土) 20:58:28.47 ID:34ZptYeL0
尭深「恋愛物は嫌い?」テクテク
照「ジブリかディズニーか動物…」フラフラ
菫「ああ…行ってこい…」ボー
菫「…」
菫「行ってこい…」ボー
菫「…ハッ」
菫「っ!」バッ
菫「~~~っ!!」キョロキョロ
菫「あ、あれ!?みんなは…」
菫「…」
菫「…ああ。トイレか」ホッ
菫「…」ヘナヘナ
菫「あう」ペタン
菫「こ、怖かった…」
菫「特にあの貞子が井戸から這い出てくる場面とかモニターから手伸ばして来る場面とか…なんだよあれ…絶対劇場で心臓麻痺起こして氏んだ人いるぞ」ブツブツ
照「ジブリかディズニーか動物…」フラフラ
菫「ああ…行ってこい…」ボー
菫「…」
菫「行ってこい…」ボー
菫「…ハッ」
菫「っ!」バッ
菫「~~~っ!!」キョロキョロ
菫「あ、あれ!?みんなは…」
菫「…」
菫「…ああ。トイレか」ホッ
菫「…」ヘナヘナ
菫「あう」ペタン
菫「こ、怖かった…」
菫「特にあの貞子が井戸から這い出てくる場面とかモニターから手伸ばして来る場面とか…なんだよあれ…絶対劇場で心臓麻痺起こして氏んだ人いるぞ」ブツブツ
24: 2012/09/29(土) 21:01:24.45 ID:34ZptYeL0
菫「こ、こう…ぶわーーーっと…」
菫「あ、あわわわ…」カタカタ
菫「だ、駄目だ。体の震えが止まらない。みんなが帰ってくるまでに平静になっておかないと私のイメージが…」
菫「何か元気になれる要素…元気になれる要素…」キョロキョロ
菫「…あ」
菫「…プリキュアの劇場グッズ…」
【女の子は誰でもプリキュアになれる!!プリキュアオールスターズ、新たなるステージへ――】
菫「…見たかったな」ボソッ
菫(今日を逃したらもう劇場には来れないよな…)
菫「…」
菫(昔っから、憧れてたんだ。プリキュアとか、魔法少女とか、そんな子供染みたヒロインに)
菫(可愛い格好して、魔法でみんなの夢を叶えて、悪い敵をやっつけて…恋をして)
菫(そんな、どうしようもない子供染みた、妄想を。未だ、捨てきれずにいる)
菫(馬鹿馬鹿しい。私はもう受験生だぞ)プイッ
菫「あ、あわわわ…」カタカタ
菫「だ、駄目だ。体の震えが止まらない。みんなが帰ってくるまでに平静になっておかないと私のイメージが…」
菫「何か元気になれる要素…元気になれる要素…」キョロキョロ
菫「…あ」
菫「…プリキュアの劇場グッズ…」
【女の子は誰でもプリキュアになれる!!プリキュアオールスターズ、新たなるステージへ――】
菫「…見たかったな」ボソッ
菫(今日を逃したらもう劇場には来れないよな…)
菫「…」
菫(昔っから、憧れてたんだ。プリキュアとか、魔法少女とか、そんな子供染みたヒロインに)
菫(可愛い格好して、魔法でみんなの夢を叶えて、悪い敵をやっつけて…恋をして)
菫(そんな、どうしようもない子供染みた、妄想を。未だ、捨てきれずにいる)
菫(馬鹿馬鹿しい。私はもう受験生だぞ)プイッ
25: 2012/09/29(土) 21:02:56.58 ID:34ZptYeL0
菫「…」
菫「…」
菫「…」チラッ
菫(グッズ。デコレーションステッカーくらいなら…有り…か?)
菫「…」コソコソ
「いらっしゃいませー」
菫「す、すみませーん…」
「はい!何をお求めでしょう!」
菫(…うん。デコステくらいならありだ)
菫「そ、その…」
「はい!」
菫「そ、その…プリキュアの、デコステッカーを」
「…(哀れみ)」
菫(ぐああああ!!一気にアレな人を見る目になったぁああああ!!?)
菫「その。つ、包んで戴けますか?……め、姪が、どうしても欲しいと言っていたものですので」
菫「…」
菫「…」チラッ
菫(グッズ。デコレーションステッカーくらいなら…有り…か?)
菫「…」コソコソ
「いらっしゃいませー」
菫「す、すみませーん…」
「はい!何をお求めでしょう!」
菫(…うん。デコステくらいならありだ)
菫「そ、その…」
「はい!」
菫「そ、その…プリキュアの、デコステッカーを」
「…(哀れみ)」
菫(ぐああああ!!一気にアレな人を見る目になったぁああああ!!?)
菫「その。つ、包んで戴けますか?……め、姪が、どうしても欲しいと言っていたものですので」
26: 2012/09/29(土) 21:04:17.62 ID:34ZptYeL0
菫(これでどうだ!そうだ!私はその…あれだ!姪が欲しいと入ってたのをたまたま思い出した、優しい普通のお姉さんだ!これだ!)
「包装ですか?生憎プレゼント用の包装はありませんが…」
菫「そ、それでいいです!」
菫(よし通ったーーー!!)
(この人、姪とか嘘なんだろうなー)
菫「あ、すみません。それと」
「…はい。なんでしょうか」
菫「パ…パンフレットも…一緒に…あの、紙で見えないように包装してか…」
淡「スミレー何買ってるのー」ヒョコッ
菫「あksdljそいふぃあうhふじこ!!?」
(あーあー)
淡「…って、あー。これプリキュアだ~」
菫「あ、淡!?いつの間に…」
淡「これもうお会計済ませたー?」
「え、ええ…」
「包装ですか?生憎プレゼント用の包装はありませんが…」
菫「そ、それでいいです!」
菫(よし通ったーーー!!)
(この人、姪とか嘘なんだろうなー)
菫「あ、すみません。それと」
「…はい。なんでしょうか」
菫「パ…パンフレットも…一緒に…あの、紙で見えないように包装してか…」
淡「スミレー何買ってるのー」ヒョコッ
菫「あksdljそいふぃあうhふじこ!!?」
(あーあー)
淡「…って、あー。これプリキュアだ~」
菫「あ、淡!?いつの間に…」
淡「これもうお会計済ませたー?」
「え、ええ…」
28: 2012/09/29(土) 21:05:18.21 ID:34ZptYeL0
淡「じゃあもう持ってっていいよね!」
「へ?」
菫「あ、ちょっと…」
淡「テルー!見てみてー!」ダッ
菫「淡ーーーーーーーーーーーーー!!!!」ダッ
(哀れな…)
照「どうしたの淡」
誠子「なに子供っぽいの買ってんの淡」
尭深「子供っぽいとは思ってたけど、そこまで子供っぽいとちょっと引くよ。淡ちゃん…」
淡「菫がこんなの買ってたーーー」
誠子「は?」
尭深「う」
照「ん?」
菫「わ、私のイメージがあああああああああ!!」
「…」
「へ?」
菫「あ、ちょっと…」
淡「テルー!見てみてー!」ダッ
菫「淡ーーーーーーーーーーーーー!!!!」ダッ
(哀れな…)
照「どうしたの淡」
誠子「なに子供っぽいの買ってんの淡」
尭深「子供っぽいとは思ってたけど、そこまで子供っぽいとちょっと引くよ。淡ちゃん…」
淡「菫がこんなの買ってたーーー」
誠子「は?」
尭深「う」
照「ん?」
菫「わ、私のイメージがあああああああああ!!」
「…」
29: 2012/09/29(土) 21:06:02.77 ID:34ZptYeL0
「…あいつか」
30: 2012/09/29(土) 21:08:40.10 ID:34ZptYeL0
カフェ
菫「…」ブッスー
照「菫。ごめんね。許して」
誠子「すみません弘世先輩。いや、あまりにも意外で…」
尭深「ごめんなさい」ペコリ
淡「まったくだよ!みんな、あのあと爆笑するだなんて…」
菫「誰が諸悪の根源だ!」ポカッ
淡「申し訳ありません!!」
菫「この!この!アンポンタン!礼儀知らず!天然畜生!」ブンブン
淡「ごーめんーねースーミーレー」ガクガク
照「す、菫。その辺で許してあげて。淡が首振り人形みたいに揺れてるよ…」オドオド
誠子「これ以上脳みそ揺すってこれ以上馬鹿になったら面倒見切れないので」
尭深「先輩。びーくーる。びーくーる」
菫「むぅ…」ピタッ
淡「おーほーぅー揺れるー」カクンカクン
菫「…」ブッスー
照「菫。ごめんね。許して」
誠子「すみません弘世先輩。いや、あまりにも意外で…」
尭深「ごめんなさい」ペコリ
淡「まったくだよ!みんな、あのあと爆笑するだなんて…」
菫「誰が諸悪の根源だ!」ポカッ
淡「申し訳ありません!!」
菫「この!この!アンポンタン!礼儀知らず!天然畜生!」ブンブン
淡「ごーめんーねースーミーレー」ガクガク
照「す、菫。その辺で許してあげて。淡が首振り人形みたいに揺れてるよ…」オドオド
誠子「これ以上脳みそ揺すってこれ以上馬鹿になったら面倒見切れないので」
尭深「先輩。びーくーる。びーくーる」
菫「むぅ…」ピタッ
淡「おーほーぅー揺れるー」カクンカクン
32: 2012/09/29(土) 21:11:17.60 ID:34ZptYeL0
菫「…ったく。反省したか?したなら、もう人の嫌がる事するな。行動する前に結果を考えろ!」
淡「かしこまり!」ビシッ
菫「…みんな、無様を晒してすまなかったな。つい取り乱してしまった」
照「ううん。私達の方こそごめんね」
誠子「人間、隠したい趣味の一つや二つありますって!私はむしろ弘世先輩のその趣味、知れて好感度上がりましたけどね!」
菫「は?」
誠子「だって、ねぇ?」チラッ
尭深「うん。完璧人間の弘世部ちょ…元部長の可愛いとこ、見つけた」ニコッ
菫「完璧って…止してくれ。私はまだまだ未熟者で…」
誠子「何事も卒なくこなし、曲者ぞろいの白糸台麻雀を部長として1年間見事に統率してきた人間の言う台詞じゃないですよ。それ」
菫「あのなぁ誠子。お前だってこれから1年同じ役割を…」
照「菫。今はお小言はいいから」
尭深「ギャップ萌え」
菫「萌えって…」ガックリ
菫「…わかったよ。取り敢えず私の恥ずかしい少女趣味を受け入れてくれてありがとうな。あんまり公言するんじゃないぞ。特に淡」
淡「かしこまり!」ビシッ
菫「…みんな、無様を晒してすまなかったな。つい取り乱してしまった」
照「ううん。私達の方こそごめんね」
誠子「人間、隠したい趣味の一つや二つありますって!私はむしろ弘世先輩のその趣味、知れて好感度上がりましたけどね!」
菫「は?」
誠子「だって、ねぇ?」チラッ
尭深「うん。完璧人間の弘世部ちょ…元部長の可愛いとこ、見つけた」ニコッ
菫「完璧って…止してくれ。私はまだまだ未熟者で…」
誠子「何事も卒なくこなし、曲者ぞろいの白糸台麻雀を部長として1年間見事に統率してきた人間の言う台詞じゃないですよ。それ」
菫「あのなぁ誠子。お前だってこれから1年同じ役割を…」
照「菫。今はお小言はいいから」
尭深「ギャップ萌え」
菫「萌えって…」ガックリ
菫「…わかったよ。取り敢えず私の恥ずかしい少女趣味を受け入れてくれてありがとうな。あんまり公言するんじゃないぞ。特に淡」
33: 2012/09/29(土) 21:13:41.36 ID:34ZptYeL0
照「良かったね。菫」パクパク
菫「なんだかなーって感じだが、まあ結果的には…って、照!?お前いつの間に!」
淡「ああー!テルーのデラックスジャンボプリンパフェもう来たの!?」
誠子「でかっ!来るの早っ!そして食べるのも早っ!」
照「おいしいよ」パクパク
淡「うー。いいなー」
菫「みんなの分待てよ。協調性のな…」
誠子「ん?」クルッ
菫「…ん?どうした誠子」
誠子「…あ。いえ…なんか、視線を感じたんですが…」
菫「視線?その方向には誰も居ないが」
誠子「あれー?」
淡「もしかしてオバケ!」
尭深「やめてください」
菫「私も尭深に賛成だ。ひ、非科学的な」キョロキョロ
菫「なんだかなーって感じだが、まあ結果的には…って、照!?お前いつの間に!」
淡「ああー!テルーのデラックスジャンボプリンパフェもう来たの!?」
誠子「でかっ!来るの早っ!そして食べるのも早っ!」
照「おいしいよ」パクパク
淡「うー。いいなー」
菫「みんなの分待てよ。協調性のな…」
誠子「ん?」クルッ
菫「…ん?どうした誠子」
誠子「…あ。いえ…なんか、視線を感じたんですが…」
菫「視線?その方向には誰も居ないが」
誠子「あれー?」
淡「もしかしてオバケ!」
尭深「やめてください」
菫「私も尭深に賛成だ。ひ、非科学的な」キョロキョロ
35: 2012/09/29(土) 21:18:13.91 ID:34ZptYeL0
誠子「うーん…でも、確かに…って、居ないんなら仕方ないか。すみません、勘違いだったかも」
淡「やっぱりオバ」
菫「殴るぞ」
淡「何卒御容赦下さい」ペッコリン
尭深「あ、私の緑茶と宇治金時も来た」
淡「宇治金時美味しそう!」
菫「いつも緑茶だな尭深」
尭深「アイデンティティですので」
菫「はあ」
淡「わーい!私のプリンケーキも来たー!!」
照「それも美味しそう。ねえ淡。ちょっと食べっこしようよ」
淡「うん!」
淡「やっぱりオバ」
菫「殴るぞ」
淡「何卒御容赦下さい」ペッコリン
尭深「あ、私の緑茶と宇治金時も来た」
淡「宇治金時美味しそう!」
菫「いつも緑茶だな尭深」
尭深「アイデンティティですので」
菫「はあ」
淡「わーい!私のプリンケーキも来たー!!」
照「それも美味しそう。ねえ淡。ちょっと食べっこしようよ」
淡「うん!」
37: 2012/09/29(土) 21:22:13.95 ID:34ZptYeL0
誠子「私のロシアンティーとナッツも来ましたね」
菫「あとは、私のだけか…それ、渋いな。いつもはこういう場面だとがっつり食べるのに」
誠子「なんとなくです。先輩のまだですかね?今度店員近くに来たら聞いてみましょうか」
菫「ああ、誠子。ありがとう、助かるよ。後、みんなは遠慮せずに先に食べていてくれ。待たせるのは心苦しいから」
淡「わかった!」
誠子「それでは失礼して…」
尭深「先に頂きます」
菫「ああ」
菫「…」
菫(早く来ないかな。楽しみだな。クレーム・ブリュレ。ここのカフェのスイーツはどれもネットで評価高いしな…)
菫「…」ソワソワ
照「パクパク」
菫「…」ソワソワ
尭深「ズズ…」
菫「…」ソワソワ
菫「あとは、私のだけか…それ、渋いな。いつもはこういう場面だとがっつり食べるのに」
誠子「なんとなくです。先輩のまだですかね?今度店員近くに来たら聞いてみましょうか」
菫「ああ、誠子。ありがとう、助かるよ。後、みんなは遠慮せずに先に食べていてくれ。待たせるのは心苦しいから」
淡「わかった!」
誠子「それでは失礼して…」
尭深「先に頂きます」
菫「ああ」
菫「…」
菫(早く来ないかな。楽しみだな。クレーム・ブリュレ。ここのカフェのスイーツはどれもネットで評価高いしな…)
菫「…」ソワソワ
照「パクパク」
菫「…」ソワソワ
尭深「ズズ…」
菫「…」ソワソワ
38: 2012/09/29(土) 21:24:40.79 ID:34ZptYeL0
淡「美味しいね!テルー」
照「うん」モグモグ
誠子「ああ、淡。口にクリーム付いてる…」フキフキ
淡「モガモガ」
尭深「ふふ…」クスッ
菫「…」ソワソワ
菫(…まだか)イラッ
「…あの、すみませんお客様」
菫(来たっ!!)
菫「はい。なんでしょうか」クルッ
「その…大変申し上げにくいのですが…」
菫「は?」ピクッ
「あ、あの…お客様のご注文なされたアイスコーヒーとクリーム・ブリュレなのですが…」
菫「はい」ヒクッ
菫(…なんで何も持ってきてない?)ヒクヒク
照「うん」モグモグ
誠子「ああ、淡。口にクリーム付いてる…」フキフキ
淡「モガモガ」
尭深「ふふ…」クスッ
菫「…」ソワソワ
菫(…まだか)イラッ
「…あの、すみませんお客様」
菫(来たっ!!)
菫「はい。なんでしょうか」クルッ
「その…大変申し上げにくいのですが…」
菫「は?」ピクッ
「あ、あの…お客様のご注文なされたアイスコーヒーとクリーム・ブリュレなのですが…」
菫「はい」ヒクッ
菫(…なんで何も持ってきてない?)ヒクヒク
39: 2012/09/29(土) 21:25:49.71 ID:34ZptYeL0
「…作った筈のものが、急に何処かに行ってしまいまして…」
菫「…」ピクッ
「…いえ。その…確かにさっきまでは確かに有ったんですが…」
菫「な…ななな…」ワナワナ
「い、今、急いで新しいのを作っておりますので…」
菫「なんじゃそりゃああああああああああ!!!」
「…ゲッフ」
「…チュー」
菫「…」ピクッ
「…いえ。その…確かにさっきまでは確かに有ったんですが…」
菫「な…ななな…」ワナワナ
「い、今、急いで新しいのを作っておりますので…」
菫「なんじゃそりゃああああああああああ!!!」
「…ゲッフ」
「…チュー」
41: 2012/09/29(土) 21:29:59.35 ID:34ZptYeL0
夜
菫の部屋
菫「…ふう」ボフッ
菫「…」ガサガサ
菫「…えへへ」
菫(プリキュアのステッカー。かわいいな)
菫(パンフレットは…明日読もう)ウキウキ
菫(枕元においておこうか。いい夢が見られるように)ゴソゴソ
菫「…」
菫「…楽しかったな、今日。ありがとう。誠子。尭深。それに、淡」
菫「私と照に、想い出を作ってくれたんだろう?まったく…私たちは良い後輩に恵まれたよ」
菫「映画も怖かったが楽しかったし、あの後結局出てきたクリーム・ブリュレとアイスコーヒーも、多少のトラブルはあったがとても美味しかった」
菫「その後はみんなで買い物もしたし…」
菫「…」
菫「…私としたことが、大人げないことで怒ってしまったな。情けない」
菫「どうも、最近短気で困る。ケアレスミスも多いし…調子が良くないというか…」
菫の部屋
菫「…ふう」ボフッ
菫「…」ガサガサ
菫「…えへへ」
菫(プリキュアのステッカー。かわいいな)
菫(パンフレットは…明日読もう)ウキウキ
菫(枕元においておこうか。いい夢が見られるように)ゴソゴソ
菫「…」
菫「…楽しかったな、今日。ありがとう。誠子。尭深。それに、淡」
菫「私と照に、想い出を作ってくれたんだろう?まったく…私たちは良い後輩に恵まれたよ」
菫「映画も怖かったが楽しかったし、あの後結局出てきたクリーム・ブリュレとアイスコーヒーも、多少のトラブルはあったがとても美味しかった」
菫「その後はみんなで買い物もしたし…」
菫「…」
菫「…私としたことが、大人げないことで怒ってしまったな。情けない」
菫「どうも、最近短気で困る。ケアレスミスも多いし…調子が良くないというか…」
42: 2012/09/29(土) 21:30:57.85 ID:34ZptYeL0
菫(照じゃないが、部活を引退して気が抜けたか?)
菫(…だとしたら、少々気を引き締め直さねばいかんな。引退したとはいえ、私は白糸台の弘世菫なのだ。情けない姿を衆目に晒すのも憚られる)
菫(推薦があるとはいえ、学業を疎かにする訳にもいかないし…)ウト…
菫(兎に角、明日は日曜だし、早起きして…授業の…予習…で…も…)ウツラ…ウツラ…
菫「…」
菫「…」スヤスヤ
菫(…だとしたら、少々気を引き締め直さねばいかんな。引退したとはいえ、私は白糸台の弘世菫なのだ。情けない姿を衆目に晒すのも憚られる)
菫(推薦があるとはいえ、学業を疎かにする訳にもいかないし…)ウト…
菫(兎に角、明日は日曜だし、早起きして…授業の…予習…で…も…)ウツラ…ウツラ…
菫「…」
菫「…」スヤスヤ
43: 2012/09/29(土) 21:33:34.92 ID:34ZptYeL0
「…」
「…ふむ」
「…」ゴソゴソ
菫「すー…すー…」
「なんやこれ」
「…プリキュア?」
「ふん」ポイッ
「…」
「こいつが」
「やっぱ『そう』なんか?」
「そげな感じしなかったばってんなー」
「…ま、しゃーないか。それでもこいつだってんだから」
「えーっと…名前名前」ゴソゴソ
「弘世菫…って、げっ!今思い出した!こいつ、あいじゃなかか!白糸台の!」
「うげ~…マジですか」
「…ふむ」
「…」ゴソゴソ
菫「すー…すー…」
「なんやこれ」
「…プリキュア?」
「ふん」ポイッ
「…」
「こいつが」
「やっぱ『そう』なんか?」
「そげな感じしなかったばってんなー」
「…ま、しゃーないか。それでもこいつだってんだから」
「えーっと…名前名前」ゴソゴソ
「弘世菫…って、げっ!今思い出した!こいつ、あいじゃなかか!白糸台の!」
「うげ~…マジですか」
44: 2012/09/29(土) 21:34:06.53 ID:34ZptYeL0
「…はぁ。どっかで見たことあるとは思ったけど…」
「…ま、よか」
「初仕事。やったるけん」
「…ま、よか」
「初仕事。やったるけん」
46: 2012/09/29(土) 21:38:52.18 ID:34ZptYeL0
菫「すー…すー…えへへ…ぷりきゅあ…」
「おい。おい、おまえ。起きろ」
菫「すー…」
「おい。おまえ。起きろ」
菫「ん…」
「寝ぼけとう場合じゃなかぞ」ユサユサ
菫「ううー…」ギュッ
菫(誰…?ママ?うるさい…今日は休日だよ…)
「こんガキ…布団掴みやのっち。意地でも起きなか気か」
菫「プリキュアまでには起きるから…」ムニャムニャ…
「こいつ。いい歳こいてからに…いい加減に…!」ギュッ
菫(うるさいなぁ…)
菫「うみゅ…」モゾモゾ
「起きんかい!!」バサッ!!
菫「おわあああああ!?」
「おい。おい、おまえ。起きろ」
菫「すー…」
「おい。おまえ。起きろ」
菫「ん…」
「寝ぼけとう場合じゃなかぞ」ユサユサ
菫「ううー…」ギュッ
菫(誰…?ママ?うるさい…今日は休日だよ…)
「こんガキ…布団掴みやのっち。意地でも起きなか気か」
菫「プリキュアまでには起きるから…」ムニャムニャ…
「こいつ。いい歳こいてからに…いい加減に…!」ギュッ
菫(うるさいなぁ…)
菫「うみゅ…」モゾモゾ
「起きんかい!!」バサッ!!
菫「おわあああああ!?」
47: 2012/09/29(土) 21:41:23.37 ID:34ZptYeL0
菫「痛てっ!!」ドシン!!
菫「いたたた…ぐお…腰打った…」サスサス
「ようやっとお目覚めか眠り姫」
菫「っ!?なっ!?なんだなんだ!?ってか。誰だ!?」キョロキョロ
菫(くっ!部屋が暗くて姿がよく見えない!)
「くくくくく…」
菫(携帯…駄目だ、枕元だ。布団ごと引き摺り落とされたせいで私が離れてしまった!)
菫「なんでこの部屋に人が居るんだ!?窓は鍵かけたし、第一此処は2階だぞ!」
菫(なんとか会話して注意を引きつつ明かりを付けて…)
「ふん。そんな事か。容易か事よ」
菫(眩しさに怯んだところを取り押さえる!この声は女だし…シルエットからも武器の類は持っていなさそうだ。いけるか?)ジリッ
「うちは魔法んマスコットやけんな」
菫「は!?」
「ふひひひ…やはり驚いたか」
菫(こ、こいつ!気狂いか!?)
菫「いたたた…ぐお…腰打った…」サスサス
「ようやっとお目覚めか眠り姫」
菫「っ!?なっ!?なんだなんだ!?ってか。誰だ!?」キョロキョロ
菫(くっ!部屋が暗くて姿がよく見えない!)
「くくくくく…」
菫(携帯…駄目だ、枕元だ。布団ごと引き摺り落とされたせいで私が離れてしまった!)
菫「なんでこの部屋に人が居るんだ!?窓は鍵かけたし、第一此処は2階だぞ!」
菫(なんとか会話して注意を引きつつ明かりを付けて…)
「ふん。そんな事か。容易か事よ」
菫(眩しさに怯んだところを取り押さえる!この声は女だし…シルエットからも武器の類は持っていなさそうだ。いけるか?)ジリッ
「うちは魔法んマスコットやけんな」
菫「は!?」
「ふひひひ…やはり驚いたか」
菫(こ、こいつ!気狂いか!?)
48: 2012/09/29(土) 21:43:29.66 ID:34ZptYeL0
菫「な、ななな何を訳のわからない事を…!」
「そしておまえはうちのパートナーとしての才能の保持者…らしい」
菫「!!?」
「お?動揺したばいな。そうやろう!そうやろう!」
菫「よ、世迷言を…」ジリッ
菫(こ、こいつ…本格的にヤバイぞ!)
「ふん。そう言われるんは分かっとったわ」
菫「あ、当たり前だ!」ジリッ
菫(放っておいたら何をするかわかったもんじゃない!先手必勝だ。やはり暴れ出す前に急いで取り押さえ、然る後に大声を上げて人を呼ぶ!)
「そして、そう言われた時の対策も」
菫「…言ってみろ」コツン
菫(…よし、リモコンが足に当たった。この部屋のライトは点灯するまでのログタイムが1~2秒ほどある。スイッチを押してすぐに仕掛けるぞ。それにこいつ、少し喋ってから大きく息を吸う癖があるな)
「よか。ならば聞くが良い」
菫(その時が何か語りたそうにしてるし、気持ち良さそうに存分語るが良い。隙を見て直ぐ様襲いかかってやる…!)ググッ
「そしておまえはうちのパートナーとしての才能の保持者…らしい」
菫「!!?」
「お?動揺したばいな。そうやろう!そうやろう!」
菫「よ、世迷言を…」ジリッ
菫(こ、こいつ…本格的にヤバイぞ!)
「ふん。そう言われるんは分かっとったわ」
菫「あ、当たり前だ!」ジリッ
菫(放っておいたら何をするかわかったもんじゃない!先手必勝だ。やはり暴れ出す前に急いで取り押さえ、然る後に大声を上げて人を呼ぶ!)
「そして、そう言われた時の対策も」
菫「…言ってみろ」コツン
菫(…よし、リモコンが足に当たった。この部屋のライトは点灯するまでのログタイムが1~2秒ほどある。スイッチを押してすぐに仕掛けるぞ。それにこいつ、少し喋ってから大きく息を吸う癖があるな)
「よか。ならば聞くが良い」
菫(その時が何か語りたそうにしてるし、気持ち良さそうに存分語るが良い。隙を見て直ぐ様襲いかかってやる…!)ググッ
49: 2012/09/29(土) 21:44:24.03 ID:34ZptYeL0
「そう」
菫(今だ!足で明かりを…)カチッ
チカッ
「おまえには…」
チカッ
菫(そして…!その足に力を貯めて、直ぐ様奴の足元にタックルを…!)ググッ
「魔法少女の才能がある」
菫(今だ…って、え!?)
菫「…え」
菫「…魔法少女!?」ビクッ
「そう。魔法少女」
パッ
菫「…何言ってんだお前」
菫(…明かりが…点いた。最悪だ。攻めのタイミングを逃した)
菫(今だ!足で明かりを…)カチッ
チカッ
「おまえには…」
チカッ
菫(そして…!その足に力を貯めて、直ぐ様奴の足元にタックルを…!)ググッ
「魔法少女の才能がある」
菫(今だ…って、え!?)
菫「…え」
菫「…魔法少女!?」ビクッ
「そう。魔法少女」
パッ
菫「…何言ってんだお前」
菫(…明かりが…点いた。最悪だ。攻めのタイミングを逃した)
51: 2012/09/29(土) 21:49:08.28 ID:34ZptYeL0
「おっ。明かり点いたか」
菫(…くっ。奴の方が一枚上手だったか?癪に障るな。いや。だが、もう今更嘆いても仕方ない。別の手を考えるか)
菫(冷静になれ。相手は異常者だ。隙を見せずに相手を観察しろ。なに、麻雀でいつもやっている事だ。私には出来る。そうだな、まずは…)
菫「…すまないが、その前にまず、君が何者なのかを教えてくれないか?」
菫(『未知』は人を不安にさせ、相手をより大きく見せる。少しでも意味の分かる情報を得なければ)
「魔法少女とは、この世の法則より解放されしモノ。魔を操り、超常の力を行使する」
菫「聞けよ」
「…せからしかぁ」
菫「…ってか、君は、あれだな。その方言、博多の人だな?同い年くらいか?こんな真似をして…ご両親が泣くぞ」
「なんや。うちん事忘れとうん?かー!せからしか!せからしか!」
菫「忘れて…って、君は私の事を知ってるのか。いや、そもそも君のような…子…は…あー」
「思い出したばいか!!そーだ!直接やないけど、おまえんとこの高校っちは何度も戦っちいる!」
菫「…確か、新道寺の中堅の…」
仁美「江崎仁美たい!!」メェー
菫(なんだその鳴き声(?))
菫(…くっ。奴の方が一枚上手だったか?癪に障るな。いや。だが、もう今更嘆いても仕方ない。別の手を考えるか)
菫(冷静になれ。相手は異常者だ。隙を見せずに相手を観察しろ。なに、麻雀でいつもやっている事だ。私には出来る。そうだな、まずは…)
菫「…すまないが、その前にまず、君が何者なのかを教えてくれないか?」
菫(『未知』は人を不安にさせ、相手をより大きく見せる。少しでも意味の分かる情報を得なければ)
「魔法少女とは、この世の法則より解放されしモノ。魔を操り、超常の力を行使する」
菫「聞けよ」
「…せからしかぁ」
菫「…ってか、君は、あれだな。その方言、博多の人だな?同い年くらいか?こんな真似をして…ご両親が泣くぞ」
「なんや。うちん事忘れとうん?かー!せからしか!せからしか!」
菫「忘れて…って、君は私の事を知ってるのか。いや、そもそも君のような…子…は…あー」
「思い出したばいか!!そーだ!直接やないけど、おまえんとこの高校っちは何度も戦っちいる!」
菫「…確か、新道寺の中堅の…」
仁美「江崎仁美たい!!」メェー
菫(なんだその鳴き声(?))
54: 2012/09/29(土) 21:52:28.41 ID:34ZptYeL0
10分後
菫「…で。なんだってんだ一体。…ほれ、コーヒー淹れてきたぞ」スッ
仁美「どうも。ズズ…うん。良い豆使っちるね」
菫「これインスタント……って!だから!何だったんださっきのは!」ズイッ
仁美「まあそう焦んなさんな」
菫「人の家に不法侵入しておいて、よくもそんな言い草を…!」ワナワナ
仁美「うん。わかった。わかったから国語辞典振りかぶらんといて」ドードー
菫「…」コトン
仁美「言うても、大体主題は全部伝えたえましたしなぁ~」ズズー
菫「魔法少女がなんちゃらってのか」
仁美「うむ」コックリ
菫「今度は警察呼ぶぞ」ギロッ
仁美「タンマタンマ」アセアセ
菫「…はぁ。わかったよ。取り敢えず最後まで聞いてやるから。気が済んだら帰れ。ってか、なんで東京まで出てきてるんだお前は」
菫「…で。なんだってんだ一体。…ほれ、コーヒー淹れてきたぞ」スッ
仁美「どうも。ズズ…うん。良い豆使っちるね」
菫「これインスタント……って!だから!何だったんださっきのは!」ズイッ
仁美「まあそう焦んなさんな」
菫「人の家に不法侵入しておいて、よくもそんな言い草を…!」ワナワナ
仁美「うん。わかった。わかったから国語辞典振りかぶらんといて」ドードー
菫「…」コトン
仁美「言うても、大体主題は全部伝えたえましたしなぁ~」ズズー
菫「魔法少女がなんちゃらってのか」
仁美「うむ」コックリ
菫「今度は警察呼ぶぞ」ギロッ
仁美「タンマタンマ」アセアセ
菫「…はぁ。わかったよ。取り敢えず最後まで聞いてやるから。気が済んだら帰れ。ってか、なんで東京まで出てきてるんだお前は」
55: 2012/09/29(土) 21:55:40.56 ID:34ZptYeL0
仁美「いろいろあってうちは先日、魔法少女のパートナーっちなる力ば手に入れたんよ」
菫(いきなり凄いとこから話し始めやがったこいつ)
仁美「そしておまえはうちの相方の魔法少女足り得る素質を持っちる」
菫「はあ。それで」
仁美「うちと契約して、魔法少女になってよ!」メェー
菫「却下だ」
仁美「即答!?」メェー!?
菫「友人3人の内一人だけ魔法少女になれないような名前しやがって、何が『魔法少女になって』だ馬鹿馬鹿しい。生憎カルトや酔狂のごっこ遊びに付き合ってやれる暇は私には無い。お帰り願おうか」
仁美「まあそうつんけんなさんな」メェー
菫「五月蝿い。これ以上の会話は必要ないと判断させて貰った。君の与太話にいつまでも付き合ってやれるほど私の人間の器は大きくない。痛い目を見たくなければ早急にこの部屋を…」
仁美「あー…そーは言われてもうちだっておまえに契約してもらわんっち都合の悪かし」メッヘッヘッヘ
菫「くどい。そしてうざい」
仁美「それにね」
菫「…うん?」
仁美「契約せんと…後悔するよ?」ジーッ
菫(いきなり凄いとこから話し始めやがったこいつ)
仁美「そしておまえはうちの相方の魔法少女足り得る素質を持っちる」
菫「はあ。それで」
仁美「うちと契約して、魔法少女になってよ!」メェー
菫「却下だ」
仁美「即答!?」メェー!?
菫「友人3人の内一人だけ魔法少女になれないような名前しやがって、何が『魔法少女になって』だ馬鹿馬鹿しい。生憎カルトや酔狂のごっこ遊びに付き合ってやれる暇は私には無い。お帰り願おうか」
仁美「まあそうつんけんなさんな」メェー
菫「五月蝿い。これ以上の会話は必要ないと判断させて貰った。君の与太話にいつまでも付き合ってやれるほど私の人間の器は大きくない。痛い目を見たくなければ早急にこの部屋を…」
仁美「あー…そーは言われてもうちだっておまえに契約してもらわんっち都合の悪かし」メッヘッヘッヘ
菫「くどい。そしてうざい」
仁美「それにね」
菫「…うん?」
仁美「契約せんと…後悔するよ?」ジーッ
57: 2012/09/29(土) 21:58:12.48 ID:34ZptYeL0
菫「…?」
菫(あれ…急に…眠気…が…?)
仁美「メーッヘッヘッヘ。秘技、羊催眠。うちやって魔法少女のマスコットとしてこんくらいはかけられるようになっちるんばい」
菫「ぐ…!」フラッ
菫(まさか…!ほ、本当に…魔法が…!?)
仁美「おまえ、魔法少女に憧れよったんやろー?んー?」グルグル
菫「何故…それ…を…」
菫(目だ…あの…目が…)クラクラ
仁美「プリキュア」
菫「…」
仁美「好いとっちゃんちゃなぁ?」
菫「け、けど…ま、魔法なんて、現実には存在しない…し…」
仁美「好いとっちゃんちゃなぁ?」
菫「…ああ…うん…」
仁美「ならなんば迷う必要のある事か。受け入れるのよか。契約せんね…契約せんね…」ゴゴゴゴゴ
菫(あれ…急に…眠気…が…?)
仁美「メーッヘッヘッヘ。秘技、羊催眠。うちやって魔法少女のマスコットとしてこんくらいはかけられるようになっちるんばい」
菫「ぐ…!」フラッ
菫(まさか…!ほ、本当に…魔法が…!?)
仁美「おまえ、魔法少女に憧れよったんやろー?んー?」グルグル
菫「何故…それ…を…」
菫(目だ…あの…目が…)クラクラ
仁美「プリキュア」
菫「…」
仁美「好いとっちゃんちゃなぁ?」
菫「け、けど…ま、魔法なんて、現実には存在しない…し…」
仁美「好いとっちゃんちゃなぁ?」
菫「…ああ…うん…」
仁美「ならなんば迷う必要のある事か。受け入れるのよか。契約せんね…契約せんね…」ゴゴゴゴゴ
59: 2012/09/29(土) 22:00:44.15 ID:34ZptYeL0
菫「う…うう…」
仁美「ほれ…ほれ…契約しろ…契約しろ…『うん』と言え…『うん』と。それだけでええ…ええよ…そしたらおまえはその瞬間から人の枠を超越した魔人と化す…」グルグル
菫「ぐ…うう…こいつどう見ても暗黒寄り…」
仁美「ほれ!言え!!言って楽になれ!!メーッヘッヘッヘ!!」グルグル
菫「だ、誰か…助け…ぐあああ…!!」
仁美「さあ!『うん』と言え!!」グルグル
菫「こ…かっ…!」
菫(く、口が…勝手に…!)
菫「う、うう…う…」
仁美「うん!うん!うん!」
菫「ううー!」ポロポロ
仁美「言え!!さあ!!言え!!『うん』と!!」
菫「こ…」
仁美「…うん?」
菫「この…!」ガシッ
仁美「ほれ…ほれ…契約しろ…契約しろ…『うん』と言え…『うん』と。それだけでええ…ええよ…そしたらおまえはその瞬間から人の枠を超越した魔人と化す…」グルグル
菫「ぐ…うう…こいつどう見ても暗黒寄り…」
仁美「ほれ!言え!!言って楽になれ!!メーッヘッヘッヘ!!」グルグル
菫「だ、誰か…助け…ぐあああ…!!」
仁美「さあ!『うん』と言え!!」グルグル
菫「こ…かっ…!」
菫(く、口が…勝手に…!)
菫「う、うう…う…」
仁美「うん!うん!うん!」
菫「ううー!」ポロポロ
仁美「言え!!さあ!!言え!!『うん』と!!」
菫「こ…」
仁美「…うん?」
菫「この…!」ガシッ
62: 2012/09/29(土) 22:09:40.84 ID:34ZptYeL0
仁美「ひょっ!?」
仁美(あれ…なんでうち首の後ろ掴まれと…)
菫「このうOこ野郎ーーーーーー!!」ゴスッ
仁美「ゴフッ!!?」
仁美(こ、腰の入った膝蹴り…!?)
菫「はぁ…!はぁっ!はぁっ!このっ!このっ!このっ!」ゴスッ ゴスッ ゴスッ ゴスッ
仁美「ラメ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙!!?」
仁美(すかさず首相撲からの連続ティー・カウ(膝蹴り)だとぉおおお!!?)
菫「ふっ!はっ!氏ねっ!」ゴスッ ゴスッ ゴスッ
仁美「がはぁっ…!」
菫「はぁっ!はぁっ!くっ!」
仁美「」フラフラ
菫「これでどうだっ!!」ドゴォッ!!
仁美「かっ!?」
仁美(あれ…なんでうち首の後ろ掴まれと…)
菫「このうOこ野郎ーーーーーー!!」ゴスッ
仁美「ゴフッ!!?」
仁美(こ、腰の入った膝蹴り…!?)
菫「はぁ…!はぁっ!はぁっ!このっ!このっ!このっ!」ゴスッ ゴスッ ゴスッ ゴスッ
仁美「ラメ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙!!?」
仁美(すかさず首相撲からの連続ティー・カウ(膝蹴り)だとぉおおお!!?)
菫「ふっ!はっ!氏ねっ!」ゴスッ ゴスッ ゴスッ
仁美「がはぁっ…!」
菫「はぁっ!はぁっ!くっ!」
仁美「」フラフラ
菫「これでどうだっ!!」ドゴォッ!!
仁美「かっ!?」
64: 2012/09/29(土) 22:10:48.90 ID:34ZptYeL0
菫「はぁ…はぁっ…!」ペタン
仁美(な、ナイス…)
仁美(ミドルキック…)
仁美「…メェー」バタリ
菫「…はぁ…はぁ…」
仁美「」シーーーン
菫「…や、やってしまった…いや、助かったのか?」
仁美「…」ピクピク
菫「…やり過ぎた。仕方ない。一応…うん。一応。このまま捨てるのも寝覚めが悪いし…起きるまで待ってよう…か……うん。一応…」
菫「…」
菫「…一応…な」
仁美(な、ナイス…)
仁美(ミドルキック…)
仁美「…メェー」バタリ
菫「…はぁ…はぁ…」
仁美「」シーーーン
菫「…や、やってしまった…いや、助かったのか?」
仁美「…」ピクピク
菫「…やり過ぎた。仕方ない。一応…うん。一応。このまま捨てるのも寝覚めが悪いし…起きるまで待ってよう…か……うん。一応…」
菫「…」
菫「…一応…な」
68: 2012/09/29(土) 22:13:17.39 ID:34ZptYeL0
1時間後
仁美「ボーダーデール!?」ガバッ
菫「起きたか」
仁美「こ、ここは!?」キョロキョロ
菫「私の部屋だ。不法侵入者」
仁美「ぬ。弘世菫!よくもやっちくれたな!」キシャー!
菫「まあ…悪かったよ。お前の方が絶対悪いと思うけど」
仁美「そいに、いつん間にか縄で縛られとう!?ぐお…しかも荒縄やけん。動くっち痛か!」
菫「悪いが、拘束させて貰ったよ。目が合うと怖いことになりそうだから、君の顔の向きも私の居る場所の逆だ。荒縄なのは…たまたま部屋にあったからだな」
仁美「なしけん荒縄なんかがたまたま部屋に…」
菫「黙秘権を行使する」
仁美「…焼いて食う気か」
菫「するか!!」
仁美「いやあああああ!!ジンギスカンはいやぁああああああ!!」
菫「ええい叫ぶなうっとおしい!お前の話、聞いてやるからもうちょっと詳しく聞かせろ!!」
仁美「ボーダーデール!?」ガバッ
菫「起きたか」
仁美「こ、ここは!?」キョロキョロ
菫「私の部屋だ。不法侵入者」
仁美「ぬ。弘世菫!よくもやっちくれたな!」キシャー!
菫「まあ…悪かったよ。お前の方が絶対悪いと思うけど」
仁美「そいに、いつん間にか縄で縛られとう!?ぐお…しかも荒縄やけん。動くっち痛か!」
菫「悪いが、拘束させて貰ったよ。目が合うと怖いことになりそうだから、君の顔の向きも私の居る場所の逆だ。荒縄なのは…たまたま部屋にあったからだな」
仁美「なしけん荒縄なんかがたまたま部屋に…」
菫「黙秘権を行使する」
仁美「…焼いて食う気か」
菫「するか!!」
仁美「いやあああああ!!ジンギスカンはいやぁああああああ!!」
菫「ええい叫ぶなうっとおしい!お前の話、聞いてやるからもうちょっと詳しく聞かせろ!!」
70: 2012/09/29(土) 22:18:11.52 ID:34ZptYeL0
仁美「…魔法少女、興味あると?」ピタッ
菫「…」
仁美「…メヘヘヘ」ニヤニヤ
菫「…べ、別に…その…興味があるとか、そういうのでは無いんだが…」
仁美「ほうほう。純情乙女すみれちゃんは、受験生にもなって魔法少女に憧れちゃうんでちゅかー?魔法処Oが」ニヤニヤ
菫「ギギギ…!!」
仁美「…で?何言わんっちしとった?『だが…?』『だが』、なんなん?うん?だが、魔法少女に…?」
菫「ふ、ふんっ!魔法少女?馬鹿馬鹿しい。そんなものが本当に存在するとでも言いたいのか?」
仁美「…」ニヤニヤ
菫「…くだらない」
仁美「…」
菫「…」
仁美「…」
菫「…ま、まあ、だが、もし」ソワソワ
仁美「…」
菫「…」
仁美「…メヘヘヘ」ニヤニヤ
菫「…べ、別に…その…興味があるとか、そういうのでは無いんだが…」
仁美「ほうほう。純情乙女すみれちゃんは、受験生にもなって魔法少女に憧れちゃうんでちゅかー?魔法処Oが」ニヤニヤ
菫「ギギギ…!!」
仁美「…で?何言わんっちしとった?『だが…?』『だが』、なんなん?うん?だが、魔法少女に…?」
菫「ふ、ふんっ!魔法少女?馬鹿馬鹿しい。そんなものが本当に存在するとでも言いたいのか?」
仁美「…」ニヤニヤ
菫「…くだらない」
仁美「…」
菫「…」
仁美「…」
菫「…ま、まあ、だが、もし」ソワソワ
仁美「…」
71: 2012/09/29(土) 22:19:36.19 ID:34ZptYeL0
菫「もし仮に」
仁美「…」
菫「…仮に、そんなものが実在するというのなら」モジモジ
仁美「…」
菫「…なってやっても…良いけど…」ゴニョゴニョ
仁美「…」
菫「ば、場合によっては…だからな!!」
仁美「メェー…」
菫「あ、哀れみの声を出すな!!」
仁美「…」
菫「…仮に、そんなものが実在するというのなら」モジモジ
仁美「…」
菫「…なってやっても…良いけど…」ゴニョゴニョ
仁美「…」
菫「ば、場合によっては…だからな!!」
仁美「メェー…」
菫「あ、哀れみの声を出すな!!」
75: 2012/09/29(土) 22:31:09.44 ID:34ZptYeL0
仁美「…プリーズ」ボソッ
菫「…」
仁美「まあ、説明してからやっちもよかばってん『プリーズ』って言葉が欲しかなぁ」
菫「…」イラッ
仁美「契約前に魔法のマスコットボコって荒縄で縛ってベッドに放置とか…そんな魔法少女聞いたこともなか」
菫「…」
仁美「これは謝罪の言葉と『お願いします』って言葉が聞きたかなぁ~…」
菫「…」
仁美(くくく…勘違いすんなや。うちが上。おまえは下だ。その辺のとこきっちり条件付けたるけん)
菫「…」スッ
仁美「」ゾクッ
菫「…」
仁美「ひっ!?」
菫「…カリッ」
仁美(み、耳甘噛されとう!?)
菫「…」
仁美「まあ、説明してからやっちもよかばってん『プリーズ』って言葉が欲しかなぁ」
菫「…」イラッ
仁美「契約前に魔法のマスコットボコって荒縄で縛ってベッドに放置とか…そんな魔法少女聞いたこともなか」
菫「…」
仁美「これは謝罪の言葉と『お願いします』って言葉が聞きたかなぁ~…」
菫「…」
仁美(くくく…勘違いすんなや。うちが上。おまえは下だ。その辺のとこきっちり条件付けたるけん)
菫「…」スッ
仁美「」ゾクッ
菫「…」
仁美「ひっ!?」
菫「…カリッ」
仁美(み、耳甘噛されとう!?)
76: 2012/09/29(土) 22:38:50.54 ID:34ZptYeL0
菫「『先程はすみませんでした』」
菫「『プリーズ(お願いします)』」
菫「『耳噛み千切られたくなかったら言うべき事を全部話せ』」ゴゴゴゴ
仁美(こ、こいつ怖か~~~~!?)
仁美「わ、わかった。今は、話すから…」
菫「…ぷは」スッ
仁美(この胸の鼓動は…恋!?…では絶対に無い)ドキドキ
菫「…で?魔法少女がなんだって?」ドカッ
仁美(胡座かいて地べた座んなさんなや。いい年の女子が)
仁美「…魔法少女とは」
菫「…ああ」
仁美「この世の法則より解放されしモノ。魔を操り、超常の力を行使する」
菫「…それはさっきも聞いた。もっと具体的に」
仁美「…つまり、魔法を使って常人よりいろんな事が出来るって事」
菫「…」
菫「『プリーズ(お願いします)』」
菫「『耳噛み千切られたくなかったら言うべき事を全部話せ』」ゴゴゴゴ
仁美(こ、こいつ怖か~~~~!?)
仁美「わ、わかった。今は、話すから…」
菫「…ぷは」スッ
仁美(この胸の鼓動は…恋!?…では絶対に無い)ドキドキ
菫「…で?魔法少女がなんだって?」ドカッ
仁美(胡座かいて地べた座んなさんなや。いい年の女子が)
仁美「…魔法少女とは」
菫「…ああ」
仁美「この世の法則より解放されしモノ。魔を操り、超常の力を行使する」
菫「…それはさっきも聞いた。もっと具体的に」
仁美「…つまり、魔法を使って常人よりいろんな事が出来るって事」
菫「…」
77: 2012/09/29(土) 22:47:43.88 ID:34ZptYeL0
仁美「まあ、普通のテレビでやってる魔法少女とやれることは大体一緒たい」
菫「…何故そんなものが」
仁美「わからん。うちも『選ばれて』マスコットになっただけやし」
菫「選ばれて?」
仁美「ある日、突然な。目覚めたんやけん。使命に。パートナーになるべき魔法少女の才能ば持った少女ば探せっち」
菫「突然?」
仁美「うん。それ以外はわからん。で、そうは言われてもどうすれば良いのか途方に暮れていたところを…」
菫「…ああ」
仁美「『ある人』に、助けられた」
菫「ある人?」
仁美「そう。その人は、色々なことを知っていた。魔法少女の使命、マスコットの役割、そして、どうすればパートナーになるべき少女に出会えるのかも」
菫「…待って欲しい」
仁美「おう」
菫「…色々整理させてくれ」
仁美「…」
菫「…何故そんなものが」
仁美「わからん。うちも『選ばれて』マスコットになっただけやし」
菫「選ばれて?」
仁美「ある日、突然な。目覚めたんやけん。使命に。パートナーになるべき魔法少女の才能ば持った少女ば探せっち」
菫「突然?」
仁美「うん。それ以外はわからん。で、そうは言われてもどうすれば良いのか途方に暮れていたところを…」
菫「…ああ」
仁美「『ある人』に、助けられた」
菫「ある人?」
仁美「そう。その人は、色々なことを知っていた。魔法少女の使命、マスコットの役割、そして、どうすればパートナーになるべき少女に出会えるのかも」
菫「…待って欲しい」
仁美「おう」
菫「…色々整理させてくれ」
仁美「…」
81: 2012/09/29(土) 22:58:17.40 ID:34ZptYeL0
菫「えっと…まずは…」
菫「そうだな。まずは、そう。突然目覚めた。そこだ」
仁美「…」
菫「どういう事だ?その…マスコットって、あれか?魔法少女に付き物の可愛い謎の生物ポジションって事だろう?」
仁美「然り」
菫「…どう見ても君、人間じゃないか…いや、若干羊っぽい見た目ではあるが」
仁美「なんで目覚めたんかはうちもわからなかった。ある日、部活帰りに帰り道を歩いていると突然頭に指令が来て、それに居ても立っても居られず衝動的にその足で東京行きの新幹線に飛び乗った」
菫「凄い行動力だな」
仁美「金が無かったんで駅員に催眠を…」ゴゴゴゴ
菫「あー!それはいいから!」
仁美「…だが、別に何をする為に東京に来たって訳も無かった。半日歩いて疲れて、もう帰ろうかと思った」
菫「なんて行き当たりばったりかつ無意味な…」
仁美「駅に向かう途中、折角だからスタバでも寄ってから帰ろうと思って、適当なスタバに寄ったところで…」
菫「…」
仁美「…『あの人』に出会ったんだ」
菫「そうだな。まずは、そう。突然目覚めた。そこだ」
仁美「…」
菫「どういう事だ?その…マスコットって、あれか?魔法少女に付き物の可愛い謎の生物ポジションって事だろう?」
仁美「然り」
菫「…どう見ても君、人間じゃないか…いや、若干羊っぽい見た目ではあるが」
仁美「なんで目覚めたんかはうちもわからなかった。ある日、部活帰りに帰り道を歩いていると突然頭に指令が来て、それに居ても立っても居られず衝動的にその足で東京行きの新幹線に飛び乗った」
菫「凄い行動力だな」
仁美「金が無かったんで駅員に催眠を…」ゴゴゴゴ
菫「あー!それはいいから!」
仁美「…だが、別に何をする為に東京に来たって訳も無かった。半日歩いて疲れて、もう帰ろうかと思った」
菫「なんて行き当たりばったりかつ無意味な…」
仁美「駅に向かう途中、折角だからスタバでも寄ってから帰ろうと思って、適当なスタバに寄ったところで…」
菫「…」
仁美「…『あの人』に出会ったんだ」
84: 2012/09/29(土) 23:09:11.73 ID:34ZptYeL0
菫「…」
仁美「『あの人』はいろんな事ば知っちいた」
菫「…」
仁美「魔法少女の事、パートナーの事、そして、うちらがやるべき、いや、成さねばならぬ事についても…」
菫「…それは、誰だ」
仁美「…お前も知っているはずだ。有名人やけんな」
菫「有名人…だと…」
仁美「そう。そ
仁美「『あの人』はいろんな事ば知っちいた」
菫「…」
仁美「魔法少女の事、パートナーの事、そして、うちらがやるべき、いや、成さねばならぬ事についても…」
菫「…それは、誰だ」
仁美「…お前も知っているはずだ。有名人やけんな」
菫「有名人…だと…」
仁美「そう。そ
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