海外「もはや日本人にしか描けない!」 100年前のパリが舞台の日本アニメに現地から絶賛と羨望の声

アルボアニメーション制作によるアニメーション映画、
『パリに咲くエトワール』が先月13日から公開されています。
監督を『ONE PIECE FILM RED』などの谷口悟朗氏が務め、
キャラクター原案を『魔女の宅急便』などで知られる
近藤勝也氏が担当しています。

作品の舞台は20世紀初頭のパリ。
ナギナタの名手ながらバレエに心惹かれる千鶴と、
画家を夢見るフジコがこの街で偶然再会し、
壁にぶつかりながらも夢を追いかける、
友情と成長の物語です。

現在のところ、海外での公開は決まっていませんが、
アニメサイトなどで紹介されていたことから、
外国人の間でも急速に注目を集めています。

日本人が描いた100年以上前のパリの姿に対し、
フランスの人々からも多くの意見が寄せられていました。
その一部をご紹介しますので、ご覧ください。

「日本では普通の事なのに…」 フランスの作家が日本で感動した体験の数々が話題に

LÉtoile de Paris en fleur



翻訳元(リポストからも)

■ これだからフランス人は日本を愛し、敬意を払ってるんだ。
  日本人はフェイクニュースやフランス叩きに惑わされない。
  フランスという国の奥底に存在している、
  フランスらしさを見てくれるんだ。 +5 フランス

■ 作画がとんでもなく綺麗なんだけど。
  アニメーションが温かくて、命が吹き込まれてる感じがする。
  世界中で公開されるといいな。
  これはぜひ大画面で見たい ✨ +23 アメリカ

■ 古き良き時代のパリが描かれている!!! +3 フランス

■ 公平に見て、これは理想化された姿であって、
  今のパリを描こうとしてるわけじゃないからね。
  でも、日本人に出会う機会があるときはいつも
  「パリは避けてもっと地方の小さな町に行きなよ」
  って伝えてるんだ。 フランス

■ バレリーナの生活の裏側(ドロドロした部分)とかも、
  この作品ではちゃんと描かれるのかな。 +3 アメリカ

■ 2026年はいいアニメばっかりで最高🥹
  2016年みたいなワクワク感がある。 +101 カナダ

■ 劇中のバレエ、『ジゼル』*のシーンみたい!
  ジブリ風の絵に私の大好きなバレエ?
  もう見るしかないじゃん🙌 フランス

 (*1841年にフランスで初演されたバレエ作品)

■ 日本人は今でもフランスに対して、
  理想化された憧れや独自のイメージを抱いているし、
  欧米の平等主義的な世界観とは違って、
  「フランス人とは何か」というものを、
  ちゃんと分かってくれてるって感じる。 +931 フランス

■ まぁ俺たちだって日本に対して、
  理想化された憧れやイメージを持ってるしな。 フランス

■ でも日本人はパリは避けた方がいいよ。
  『パリ症候群』ってのがあるから。 イギリス

「若者達はみんな親日家だ!」 何でフランス人はあんなに日本が大好きなの?

■ この映画がもしロンドンで公開されたら、
  友達と一緒に観に行きたいな❤️ +8 イギリス

■ 悲しいことに今のパリはもうこんな感じじゃないけど、
  背景がめちゃくちゃ綺麗だ。 +34 カザフスタン

■ うまく説明はできないんだけど、
  こういうアニメの方が好きなんだよね😍 +243 ドイツ

■ 俺たちの間には
  「日本人がイメージするようなフランス人であれ」
  っていう格言みたいな言葉があるんだ。
  アメリカ人にも同じような感覚があるんじゃないかな。 +18 フランス

 (※「日本人がイメージする~」はミーム化しており、
   ゲームなどに登場する特定の国のキャラたちとともに、
  「○○人」になろうと使われる。中でもアメリカ人が多い)

■ アニメの中のフランスと実際の姿を比べると、
  本当に残念な気持ちになっちゃうよ。 +281 フランス

■ この映画のジブリ感、好きすぎる🔥 +1127 インドネシア

「日本文化と関係があるの?」 ジブリ映画のとあるシーンが欧米人には難解だと話題に

■ 監督が谷口悟朗だって考えるとなんか面白いよね。
     『コードギアス』の生みの親で監督なんだよ。
     他にも『無限のリヴァイアス』『スクライド』
     『ONE PIECE FILM RED』も撮ってる人だし。
     そんな谷口監督がジブリっぽいアニメを撮るなんて、
     やっぱ想像できなかったよね。 +65 

■ 『エミリー、パリへ行く』*のトラウマを癒やしてくれるアニメが、
  ようやく出てきてくれたんだね。 +82 

 (*2020年に配信された米国のテレビドラマシリーズ)

■ 「理想化された感覚」ってのが一番しっくりくる言葉だ。
  たぶん『赤毛のアン』とかについても、
  まったく同じことが言えると思う。 +10 アメリカ

■ 逆に欧州人が日本人をどう見てたかを知りたければ、
  『タンタンの冒険:青い蓮』を読んでみるといいよ。 アメリカ

■ ジブリ、また新しい名作映画を届けてくれてありがとう。
  インドネシアから愛を込めて🇮🇩 インドネシア

■ 背景のアートは素晴らしい。
  一方でキャラデザはあんまり好きじゃないかな。
  みんな同じ顔に見える。
  犬も可愛く描かれすぎてるし。 +5 スペイン語圏

「そりゃあ日本に勝てないよ…」 日米の主人公のデザインの違いを巡り外国人が激論

■ パリがアニメで描かれるなんて嬉しすぎる。 +3 フランス

■ アニメで描かれるフランスが美し過ぎるからこそ、
  多くの日本人が実際にフランスを訪れた時に、
  パリ症候群に陥っちゃうんじゃないの? +3 アメリカ

■ 『赤毛のアン』や『ハイジ』を観て育ったから、
  ヨーロッパに住んでるのにもかかわらず、
  実際の姿とは全然違うイメージを持ってた。
  綺麗な場所もまだ残ってるけど、
  残念ながらアニメほど情緒的じゃない。 +15 ヨーロッパ

■ 欧米のカートゥーンだったら、
  色々と設定が変わってただろうな。
  きっと主人公さえも。 +87 アメリカ

■ 日本人の方がフランス人自身よりも、
  「フランスとは何か」
  っていうビジョンをしっかり持ってるよね。
  あと面白い豆知識を1つ。
  フランスでよりも日本での方が、
  フランス国旗をたくさん見た気がする。 フランス

■ パリに行った日本人観光客の間に、
  「パリ症候群」があるのには理由があるんだよ。
  彼ら彼女たちがパリに期待してるのは、
  『ベルサイユのばら』の中のパリであって、
  『闇の奥』*ではないから。 +36 東南アジア

 (*映画『地獄の黙示録』の原作)

「日本よ、本当にありがとう」 『ベルサイユのばら』がフランス革命記念日にヨーロッパでトレンドに

■ あれこそが全世界が愛し、尊敬するフランスだよ。
  俺たちイタリア人でさえ羨ましく思うフランスだ。 イタリア

■ アートスタイルが本当に圧巻。
  夢の中のパリがそのまま形になったみたい🌸🎬
  このアニメがパリの魔法みたいな雰囲気や情緒を、
  どう描いてるのか楽しみで仕方ない✨ +5 フランス

■ かつての西洋がどんな姿だったかを見られる場所は、
  悲しいことに今やアニメの中にしかないんだな。 

■ 現実に触れることは、
  日本人の純粋さを壊してしまうかもしれない。
  彼らの独自の価値観は守られるべきだ。 UAE

■ 今の僕たちには、この手のストーリーで、
  こんな映画は絶対に作れないだろう。
  それは断言できるよ。 +3 フランス

■ 面白いよな。
  ヨーロッパのクラシックで一番美しい姿は、
  日本のアニメの中に生きてるんだ。
  その一方で、本物の西洋諸国は、
  自分たちを"アップデート"するのに忙しくて、
  魔法のような魅力をどんどん消してるっていう。 +201 

「もしも日本がなかったら…」逆に日本人も俺たち西洋の文化に憧れてくれてるの?

■ こういったパリの姿はもはや日本人にしか描けない!
  俺たちフランス人が同じように描くと、
  あまりにも現実離れしてると思われちゃうからね。  フランス

■ 日本はタイムカプセルだよ……。
  彼らはその国のエッセンスを最も純粋な形で捉えて、
  異常なまでのこだわりで再現する。
  日本がどういう国であれ、俺たちが忘れかけている、
  「国民としてのアイデンティティ」
  というものを映し出してくれる存在なんだ。 +156 

■ 日本のアニメ映画は、
  フランスの映画界が歴史上作ってきたどの映画よりも、
  フランスの美しさを描き出している。 +31 ベトナム在住

■ 1912年当時のパリってことなら、
  この理想化された姿は正確だった。
  今はもうあんな感じじゃないのは申し訳ない。
  だけどいつか、どうにかして、
  あの頃のフランスを取り戻すよ。 フランス



「古き良き時代のパリ(フランス)」といった声や、
「日本だから描けた」といった声が多く見られました。
同時に、パリを理想化しすぎていると考える人は、
『パリ症候群』の一因だと捉えていました。


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