トランプ氏、キリスト姿の画像を投稿 保守派から批判相次ぎ削除

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【ワシントン=芦塚智子】トランプ米大統領が12日、自身をイエス・キリストに似せたように見える画像をSNSに投稿し、支持基盤の一つであるキリスト教保守派から批判が相次いでいる。米東部時間の13日正午までに投稿は削除された。

トランプ氏は、ローマ教皇レオ14世を非難した投稿の後に人工知能(AI)で作成されたとみられる画像を載せた。医療関係者や米兵、手を合わせる女性らに囲まれ、ローブを身にまとったトランプ氏が、輝く手を病人の額に当てる姿が描かれていた。

トランプ氏は13日、ホワイトハウスで記者団に対し、画像を投稿したことを認めた上で「(画像は)私が人々を癒やしている医師のはずだった」と弁明した。キリストに似せたとの批判について「私は医師だと思った。そんなことを思いつくのはフェイクニュースだけだ」と述べた。

トランプ氏の支持者でキリスト教保守派の若手インフルエンサーのブライアン・ホーリーハンド氏はX(旧ツイッター)への投稿で「これは甚だしい冒瀆(ぼうとく)だ。信仰は小道具ではない」とトランプ氏による画像の投稿を批判した。

トランプ氏支持者の保守活動家ライリー・ゲインズ氏もXに「理解できない」と投稿し「彼には多少の謙虚さが必要だ。神をからかってはならない」と指摘した。

削除前のトランプ氏の投稿にも「恐れながら、取り下げてください。あなたはキリストではない」といった削除を求めるコメントが寄せられていた。

トランプ氏は12日、SNSで対イランを念頭に「核兵器への弱腰な姿勢は到底受け入れがたい」とレオ14世を非難した。レオ14世がイラン攻撃の自制を求めるような発言をしたことに反発したとみられる。

トランプ氏は13日、レオ14世に謝罪するかとの記者の質問に対し「しない。教皇レオは間違ったことを言ったからだ。彼は私のイランへの対応に強く反対している」と述べた。

米ピュー・リサーチ・センターの調査によると、2024年の大統領選でキリスト教徒のプロテスタントは62%、カトリックは55%がトランプ氏に投票した。いずれも民主党候補だったハリス前副大統領を大きく上回った。

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